スクワットで膝が前に出るのは、悪いことなのか
セッションでいちばん多い質問のひとつです。結論から言うと、私たちは「前に出たかどうか」だけでは判断していません。
「膝はつま先より前に出さない」。この言い方は広く知られていて、体験にお越しになる方の多くがご存じです。ただ、実際にしゃがんでいただくと、この一点を守ろうとするあまり上半身が極端に前へ倒れて、腰のあたりに負担が集まっている方が少なくありません。
身体の作りで、しゃがみ方は変わる
太ももとすねの長さの比率は人によって違います。すねに対して太ももが長い方は、同じ深さまでしゃがむために上半身を余計に倒すか、膝を前に送るかのどちらかが必要になります。どちらも選ばずに沈もうとすると、かかとが浮くか、背中が丸まります。
つまり「膝が前に出る」こと自体が問題なのではなく、その人にとって無理のない組み合わせになっているかどうかが問題です。
見ているのは、3つだけ
私たちがスクワットで最初に見るのは、①かかとが床から離れていないか、②腰から背中の丸まり方が動作の途中で急に変わらないか、③膝とつま先の向きがそろっているか、の3点です。この3つが保てている範囲であれば、膝が多少前に出ていても、そのまま進めていただくことがあります。
逆に、膝が前に出ていなくても、途中で腰が丸まっていれば止めます。基準は形の見た目ではなく、負担がどこに集まっているかです。
自分では見えないところなので
鏡で正面から見ても、腰の丸まり方や体重が足のどこに乗っているかは分かりにくいものです。フォームの話が対面でのご案内になりやすいのは、そのためです。
体験では、まずいまのしゃがみ方を見せていただくところから始めます。良い悪いの判定をするためではなく、どこから触ればいいかを決めるためです。
※この記事はデモ用の創作サンプルです。実案件では、管理画面から本文・写真・公開日を編集できます。